朝、出社すると担当者それぞれが設備の確認を行います。今朝は前処理通路にある浮上油回収装置(オイルキャッチャー)の動きが非常に鈍く、あまり油を吸い上げていない様子。午前中にホース類の確認とポンプの点検を行いましたが、まったく異常がありませんでした。取扱説明書を見てみるとバルブケース内にある鉄玉にスラッジが付着したり、鉄玉の面に傷などあると密閉性が悪くなり、吸引力が弱くなると書かれておりました。
今までやった事ないけど、バルブケースの分解です。
ケースの中に異物が入っていますね。この異物がある為にケース内の鉄玉がしっかり収まっておらず密閉性が悪くなった。だから吸引力が弱かったんですね。全ての部品を一応に綺麗にしてから再度組み立てます。ホース内が詰まっていないかも確認です。
組み立てを終え、電源を入れてみますと吸引力が元に戻っているじゃないですか。ホースニップルの先端に指を押し当てると皮膚がニップルの中に入ってしまいそうなその吸引力が感じ取れます。
現場に持ってきました。所定の位置に本体を設置して電源コードをコンセントに差し込みますが、掃除をしたのでポンプ内に液がなく呼び水をしてからスイッチを入れます。結果は当然元気よく動いて浮上油吸ってくれました。これで終業時のセッティングも担当者が通常通り行い、また明日いつも通りの確認です。
日々のメンテナンス大切ですよね。