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新工場建設のご報告

こんにちは、山口金属塗装です。

現在倉庫として使用している建屋を来年20262月竣工予定として、粉体塗装工場に改修工事を致します。

元々は1981年(昭和56年)4月に溶剤塗装工場として竣工致しましたが、1989年(平成元年)11月に粉体塗装工場を竣工させたことから、2008年(平成20年)には溶剤工場を閉鎖し倉庫として使用しておりました。 この度、粉体塗装工場として18年ぶりに第一工場を復活さることとなりました。

去る2025725日(金曜日)には、お世話になっている金融機関を始め、工事に関わる会社様をお招きして「第一工場改修工事安全祈願祭」を執り行いました。


1フロア23M×11M(約70坪)とかなり狭いスペースで1階と2階を使い粉体塗装工場として稼働させますが、非常に狭いために当初は十分なスペースを確保できるレイアウトが困難でした。

少しでもレイアウトに有利なカタチも検討し、前処理工程ではジルコニウムを採用し、水切り乾燥炉と焼付乾燥炉にはサンキス社のサーモリアクターを使い、現在の三分の1のスペースでレイアウトが可能となりました。乾燥時間が大幅短縮されると同時に、ガス・CO の大幅削減にも繋がります。

塗装エリアはノードソン製のDCMという自動塗装機を導入し、少数精鋭で塗装を可能としております。

また、この工場では前処理の薬品加温にボイラーを使用せず、ダイキンのJIZAI HEAT(循環加温ヒートポンプ)を単独で導入予定です。ボイラー(簡易貫流式)でも設置には多くの規制があり、第一工場では設置スペースに余裕がありませんでした。JIZAI HEATでは設置場所を問わず、また、ガスではなく電気を使いますので、ランニングコストの大幅削減に期待出来ます。

今後、工事の進捗をお知らせしたいと思います。興味ある方は是非見学にお越しください。



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