採用ブログ

Blog

テープカッターのメンテと現場の声

製品を出荷する際に梱包はつきものですが、その時に使うのがテープカッター。これも使っているうちに色々不具合が出てきます。テープがなかなか切れなくなるとか、樹脂製のカッターだと破損もあり、金属製でもリベットやネジの外れと言った症状が出ます。安いものは数百円から購入できるので使いやすい新しいものに交換してもいいのですが、ケチってメンテナンスしてみました。



数百円で新しいカッターが買えれるのなら、治すのはそれ以下でないといけませんので社内にある部材を探してみました。先ずは折れてしまったテープを支える棒の部分にはボルトを代用し、回転部に配線保護用のチューブをはめ込みました。テープをカットした際に静電気でテープがカッターにそのままくっついてくれるように静電気が発生するアルミテープ(銀紙ではないですね)の貼り付け。太いロール部分にも貼り付けました。あとはカッターの刃の切れをよくしないとストレスが溜まります。外せればいいのですが、このタイプは外せないので出来る限りスコッチブライトで磨いてあげました。



梱包のスタッフに聞いているのが、どんな時にストレスを感じるのか。具体的な原因を特定すれば、ちょっとした事で解決できそうじゃないですか。新しいカッターを購入するのにもちゃんと要望に応えられるカッターを探してあげないといけません。



メンテしてもやっぱり作業するスタッフは新しいの欲しいですよね。そこで色々ネットで調べてみるとテープが巻き戻らない、ストレスが溜まらないテープカッターがありました。テープが戻ってしまうと、テープの先端がどこにあるか分からなくなるじゃないですか。特に透明テープだと爪でアタリを探しながらだったり、テープが破けてしまったり、直すのに時間が掛かります。見つけたカッターはテープにテンションが掛かる仕組みとなっており、くるくる回らない構造です。でありながらテープは出し難いことがなく、普通に作業が出来ました。さっそく梱包のスタッフに使ってもらい感想を聞いてみたいと思います。



忙しい時ほど、色々なアイデアが浮かびますね。ちょっとした機能が作業性を上げてくれる事を再認識しながら、改善活動も続けて参ります。
採用ブログ一覧へ
PAGE TOP