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ポンプのメンテナンス

塗装する前の製品を洗浄と化成被膜を形成する前処理工程では各工程に数種類のポンプが使われております。その中で10年以上使っているポンプがあり、そろそろ寿命である事から交換用のポンプをメンテナンスに出す事にしました。

ポンプを分解し、各パーツを綺麗に洗浄します。そしてシャフト回りの点検、メカニカルシール交換、その他諸々交換部品ごとにメーカーに確認して正しいパーツを取り寄せ、分解図を基に正確な位置になるよう組立作業と確認です。最終的に外装のさび落としから塗装まで行ってもらい綺麗になって戻ってきました。ポンプのメンテを依頼した業者さんのいい所は、メンテナンスの途中でバラバラの状態を見せて頂き、交換が必要な部品の説明を受け構造や仕組みなども教えてくれます。意味を教えて頂くと「だから交換が必要」と分かりやすいですよね。


ポンプの交換は社員で行います。自社の設備に興味や知識、交換の技能などを習得してもらう為にも私たちで行うのが一番です。


pump


配管の液を抜き、電気系統の処理を行って古いポンプを外すまでは簡単だけど、重量物のポンプをどう狭い通路を通すか?交換時に吊るさないといけない場所なのでレバーホイストでも用意しようかなど、皆でシミュレーションしながら準備し作業を進めます。取り外したポンプはまたすぐにメンテナンスに出しましょう。交換は10年後になるかもしれませんが。

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